皆さんは今、一人暮らしをしているだろうか。
総務省統計局の国勢調査によると3世帯に1世帯が単独世帯、つまり一人暮らしである。
ただしこの統計には高齢者も含まれる。
学生や社会人で一人暮らしをする割合はもっと少ないだろう。
私の経験をもとに一人暮らしをする必要性を述べようと思う。
一人暮らしのメリット
生きる力の獲得
なんといってもこれに勝るものはないだろう。
私自身、大学進学を機に親元を離れ、一人暮らしを始めた。
放任主義の親は物件探しを始め、引越しの手伝いも何もなかった。
(※学生ということで、家賃ははらってもらったが)
人によっては冷たい親だと思うかもしれない。
しかし私としては物件契約や、引越し業者の手配など、今後役立つであろうことを経験できて良かったと思っている。
実際にその後、就職・転勤などを通して4回程引越しをしたが、困ることはなかった。
ここまでくると、どこでも生きていける気がする。
また友人や両親からも、
「たくましい過ぎる」
「サバイバル生活もいけるんじゃないか?」
などとお褒め?の言葉さえもらえるほどだ。
仮に次のことを想像してみよう。
一人暮らし未経験者同士が結婚をしたらどうなるだろうか。
楽しいはずの新婚生活が、初めて物件探し、契約、のこの管理と様々なことに頭を悩まされて、ちっとも楽しめないではないだろうか。
一人暮らし経験者同士の結婚はどうだろうか。
それぞれの経験を活かしながら、素敵な新婚生活が送れるのではないだろうか。
お金の管理能力の獲得
一人暮らしをする上で、毎月決まった金額の中で食費や交際費をやり繰りしなければならない。
実家暮らしと比べると意外に細かいところで、お金がかかってくる。
厳しい予算の中で、自分が楽しく生活するため切り盛りすることで、お金の管理能力が磨かれるだろう。
お金を管理する中で、節約や効率の良くポイントを貯めるといった主婦目線の力も養われるだろう。
時間管理能力の獲得
一人暮らしの醍醐味として自由な時間が多いことが挙げられる。
しかし、自由な時間を上手く使って、食事の用意後片付け、洗濯、掃除、趣味などに割り当てなければならない。
日々、仕事や勉強で疲れた体でやらなければならないことを時間内でする、時間管理能力の向上が見込める。
一人暮らしのデメリット
お金がかかる
一人暮らしを始める上で最初の障壁になるであろう物件契約時の初期費用。
こればかりは学生は両親に頼るしかないだろう。
社会人ならば、自分の給料や、会社の福利厚生を活かしながら、何を取り何を犠牲にするかを考えれば、一人暮らしできなくはない。
社会人の私は駅からの利便性を犠牲に、相場より安い物件に住んでいる。
ここで今の自分がどこまでお金を出すことができるかを知れることはメリットといってもよいだろう。
今はこんな家にしか住めないから頑張ろうといった具合に仕事に対するモチベーションアップも見込める。
まとめ
今回は一人暮らしをする必要性について述べた。
一人暮らしをまだしていない方は、ぜひ物件探しに一歩踏み出してほしい。
何事も行動しなければ、始まらない。
一人暮らしをすることで、様々な経験から多くのことを学ぶことができるので、人生で一度は一人暮らしをしてほしい。